夜泣きはいつからはじまり、いつ終わるもの?
ママの睡眠時間を削り、精神的に追い込まれる夜泣き。
一刻もはやくこの夜泣き地獄から解放されたい…!という悩めるママにとって、赤ちゃんが夜泣きする時期はいつ頃なのかは気になるところですよね。
心を鬼にすることも大切!
大抵の失敗は、お母さんが泣いている赤ちゃんを「やっぱり放置するなんて可哀想!」と抱っこしてしまうこと。
せっかく赤ちゃんが自力で眠るコツをつかみ始めたところで、赤ちゃんをあやしてしまっては努力が水の泡になってしまいます。
とくに思い当たる原因がないときは、心を鬼にして可哀想と思う気持ちをぐっと抑えましょう。
夜中に泣いも、ママの助けなしで赤ちゃんが自分で眠れるようになれば、ネントレは成功です!
「私も一緒に泣いてしまった」ママ、パパの夜泣き体験
赤ちゃんの夜泣きの原因として考えられているのが、未熟な睡眠サイクルです。人間は浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しながら眠っています。夢を見るのはレム睡眠の時です。赤ちゃんはこの切り替えがうまくいかず、レム睡眠の時に起きてしまい、夜泣きをするのではないかといわれています。
また、成長する過程で記憶力などの知能が発達すると、昼間の経験がストレスとして脳に刻みこまれ、夢を見て泣くとも考えられています。
赤ちゃんの夜泣きはママ、パパの睡眠時間を削ってしまうだけでなく、気力も奪いがち。
「機嫌よく過ごして、すぐに寝入ったと思ったら深夜に突然ギャーと泣き出すんです。抱っこもおっぱいも効果がなくて、私も一緒に泣いてしまいました」(30代ママ)
「夜泣きが続いて妻が疲れてしまい、私が代わって面倒をみましたが、どうして泣きやまないのかと子どもの顔を見ながら恨めしい気持ちになったこともあります」(20代パパ)
「母に『いつかは終わるよ』と諭されて頭ではわかっていても、毎日続くとついイライラして声を荒げてしまって。そのたびに自己嫌悪に陥っていました」(30代ママ)
あとで冷静になると、後悔したり反省したりするママ、パパも多いのですね。
でも、夜泣きは病気ではありません。睡眠サイクルができあがる過程でよく起こるもので、泣くことで気持ちや欲求を伝え、成長していくのも赤ちゃんの特徴。ママ、パパは睡眠不足で大変かもしれませんが、こんな時にこそ協力し合って乗り越えていきたいものです。
赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(13) 夜泣きへの対応 | 妊娠・出産インフォ|ミキハウス出産準備サイト
服を脱がせる
暑い、服の素材がチクチクするといった不快感が原因かもしれません。特に夏場は、寝汗で不快に感じて夜泣きをしていることもあります。着替えさせたり汗を拭いたりしてみましょう。
夜泣き対策におしゃぶりはよくないの?
赤ちゃんが泣いているときにおしゃぶりを与えると赤ちゃんが安心して泣きやむため、おしゃぶりを愛用しているママやパパもいるでしょう。赤ちゃんが夜泣をして泣きやまないときにもおしゃぶりや有効です。一方で、これまでおしゃぶりで寝かしつけをしていた赤ちゃんが、おしゃぶりを卒業した途端に夜泣きをしなくなったという声もあります。
おしゃぶりが入眠のアイテムになっていると、夜中に眠りが浅くなったときに、赤ちゃんがおしゃぶりなしでは寝つけないことがあります。おしゃぶりを使っても夜泣きが続くときには、寝かしつけでおしゃぶりを使うのをやめてみても良いかもしれません。
夜泣き対策におすすめのアロマ
出典:¥1,388?(2018/07/04 時点)
ママと赤ちゃんのためのナチュラルブランド「AMOMA(アモーマ)」の「ベビースリープ」は、赤ちゃんの夜泣きに悩むママにおすすめのブレンドエッセンシャルオイル。ヨーロッパや地中海で収穫された新鮮な3種類のハーブを原料とし、合成香料・防腐剤などは無添加の精油を作りました。
ラベンダーとベルガモット、クラリセージの香りが、赤ちゃんの「すやすや習慣」をサポートしてくれるでしょう。寝かしつけのときにママのパジャマや赤ちゃんの枕元に1滴垂らすのがおすすめです。おでかけ時にママのスリングにつけたり、お昼寝時にアロマディフューザーに入れたりしても良いかもしれませんね。
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子ども・育児
ボディタッチ
赤ちゃんは、お父さんお母さんの肌に触れ、体温を感じることでホッとします。
赤ちゃんが夜泣きを始めたら、優しく声をかけ、ソッと赤ちゃんのおなかや背中に触れてあげます。
それでも泣き止まないときは、背中と優しくトントン叩いたり、抱っこしりしてあげましょう。
赤ちゃんの夜泣きはいつから(何ヶ月)いつまで?原因・理由と対処法は?
海外で行われているネントレって?
「ネントレ」という言葉をご存知でしょうか?
ネントレは「ねんねトレーニング」の略。
文字通り、赤ちゃんがママにあやしてもらわなくても、朝までぐっすり眠ることができるようにトレーニングすることを指します。
この「ネントレ」が海外では積極的に取り入れられています。
音楽や音を使う
赤ちゃんの前で歌う子守唄や音楽をかけること、オルゴールを流す、ぬいぐるみやおもちゃの音を出す等、赤ちゃんには音が効果的と言われています。
また赤ちゃんの耳元で「カワイイ」「ねんねだよ」「しーっ」等、言葉を話し続けるのも赤ちゃんにとってベストです。
グッズの中には、お母さんのお腹の中にいた時の心音に似せた音を流すものもありますので、活用してみるのもアイディアです。
新生児〜赤ちゃんの夜泣きの原因と対策